今回見てるドラマ
それは、日テレの『WOMAN』だ。
残念ながら見始めたのは、第5話からだったと思うので、すごく重要な栞の秘密は見逃しているが、それでもなんとかその後の小出しの情報で、なんとなくわかる。
全体的に暗いドラマだが、田中裕子の風体が50代主婦に相応しく、見ていて現実感がある。これがもし黒木瞳だったら、きっとフィクションの匂いぷんぷんになってしまうだろう。
主役の満島ひかりと、その妹役の二階堂ふみの声が、とてもいい。役者さんの声は、外見以上に重要だとわたしは思っている。
タイトル通り、このストーリーは女性の話だ。
幼い娘小春を置いて家を出た母親・紗千。その母を恨んで大きくなった小春。紗千が再婚後に産んだ小春の妹・栞。3人の感情に気持ちが添ったり、反発したりしながら見ている。
なかでも母親の紗千に、どうしても気持ちが寄る。先週の放送で、小春が泣きながら「助けてよ、おかあさん」と言ったとき、号泣したわたしだ。
紗千は、小春の母であり栞の母でもある。小春にも手助けが必要だが、栞も問題を抱えていて、母親の助けが必要だ。その間でどうしたらいいかわからなくなっている紗千。上手く表現できないが、さぞ苦しかろうと思う。
やはり、家庭環境が複雑になると、その後も複雑な状況を作り出してしまうことは、否定できない。
| 固定リンク
| コメント (6)
| トラックバック (0)
最近のコメント