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2013.02.02

半身浴読書~192~

61r8b0jceml__sx230_『奇貨』 / 松浦理英子、読了。

『奇貨』、『変態月』の2編が収められている。

そのどちらの登場人物の誰にも共感できずに読み終えた。

『奇貨』は、中年男と同性愛者の若い女性が一緒に暮らしていて、中年男が女友達ができた同居女性に嫉妬する話。嫉妬というより、同性の友達ができない男の妬みといったほうがいいかも。

共感はできなかったが、この同居女性はなかなかいい奴だ。自分のセクシャリティを卑下することもないし、中年男に対しても清々しい対応。自分をちゃんと持っているところが、いい。

『変態月』は、自分のセクシャリティに気づき始めた思春期の女の子の話。

そういえば、わたしが中学生の頃、友達から女同士でキスしたり裸で抱き合ったりしたのだと打ち明けられたことがある。この本を読むまですっかり忘れていたが。

中学生の頃のわたしは、かなりの晩生であったため、それが何を意味するのかもよくわからず、また男女でのそういうことを経験してみたいという気持ちもなかったので、かなり驚きの打ち明け話であるにもかかわらず、『ふ~ん』と答えて終わったような記憶だ。

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