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2012.09.08

半身浴読書~185~

31hnbbx24fl__sl500_aa300_『むかしのはなし』 / 三浦しをん、読了。

主人公が独白する形式で書かれた7つの短編。7つの短編は、登場人物にちょっとしたつながりがあり、そのつながりを頭に置いて読むのは、意外に楽しい。

7つの短編は以下の通り。

  1. ラブレス
  2. ロケットの思い出
  3. ディスタンス
  4. 入江は緑
  5. たどりつくまで
  6. 懐かしき川べりの町の物語せよ

7つの短編を読み進むうちに、3ヵ月後に地球に隕石がぶつかり、皆、死んでしまう・・・という状況が刻々と進行しているのがわかる。しかし、話はその異常な状況についてではなく、地球に住む人たちの思い出話だ。

どの短編も、登場人物のキャラが際立っていて、面白かった。特に、最後の『懐かしき川べりの町の物語せよ』のももちゃんは、最高だ。あんなふうに、ぶれない自分を持って生きたい。

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コメント

人の心の奥の奥をつつくような「毒」がたっぷり。
それでいて、ちょっぴり哀しいというか・・・
モモちゃんはディスクの中で誰よりも長生きして、昔話になって、自由になれるのかしら?誰にも分かりませんね。

投稿: りんふう | 2012.09.10 12:36

りんふうさん

>ちゃんはディスクの中で誰よりも長生きして、昔話になって、自由になれるのかしら?

そぉか!
それで、昔話がセットになってるんですね。
1000年後、この話が昔話になるんだよ・・・みたいな。
なるほどです。

投稿: とと(>りんふうさん) | 2012.09.10 23:22

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