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2012.06.26

わたしのいないところで、わたしの話

先日、ある女性社員がわたしに聞いてきた。

「とと主任、ちょっとお話があるんですが」

「はい。なんですか?」

「ここでいいですか」

「いいですよ、どうぞ」

「実は、パートさんたちの間で、とと主任が新入社員に対して『古いパートさんの言うことは聞かなくていいから』と言ったということになっていて、古いパートさんがかなり怒っているようなんです。で、わたしに真意を聞いてきてくれって言われたんですが、実際、どういうつもりで言われたのですか?」

「そうですか。真意と言われても、そんなことひと言も言ってないのでお答えのしようがありませんね。それに、聞きたいのなら本人が直接聞きに来てください。いつでもお話しますから。」

「そうなんですか。言われてないんですね。」

「ええ。ひと言も言ってませんね。誰がそんなことを言ったんでしょうかね。新入社員にわたしが言った話ということなら、新入社員がそう言ったのでしょうね。」

「いいえ、違います。パートのAさんが、とと主任と新入社員が話しているのを聞いたらしいです。」

「ああ、そうですか。でもそんなこと言ってないので、わたしにはどうしようもないですね。」

 

この翌日、わたしは休みでパートのAさんと顔を合わせなかったからよかったものの、翌日もし会っていたら、きっと呼び出して問い詰めていたに違いない。いや~、良かった、翌日が休みで。

 

そして、数日経った頃、その女性社員が来てこう言った。

「とと主任、先日の話ですが、わたしが直接Aさんに聞いたところ、Aさんは『そんなこと、言ってません。とと主任が新入社員に対して、パートさんたちに負けないように頑張ってねと言ってたよ、と言ったので、それがどこかで間違って伝わったのかもしれません』とのことでした。確かめもせずすみませんでした。」

「そうですか。でも、わたし、パートさんに負けないように頑張って・・・なんて言ってませんけどね。」

「・・・・・」

「ま、いいですよ。これで幕引きしたいのでしょう。じゃ、この話はおしまいですね。」

 

まったくおかしな話だ。

おそらく新入社員の態度が気に入らない古いパートさんたちが、新入社員の悪口を言っていて、それを聞いたAさんが、新入社員の指導係のわたしの話をおもしろ可笑しく持ちだしたのだろう。そこにはもちろん、古いパートさんたちがわたしに対して感じている悪感情がある。これと指摘はできないが、なんとなく底辺にある悪感情。それをぼんやりと感じていたAさんが、表に出すきっかけを与えたような格好だ。

そして実際にもめ事に発展しそうになると、これはまずいと撤退したのだろう。

AさんもAさんだが、それにつられるおばちゃんたちもおばちゃんたちだ。いい歳して何やってんだろう。疑問に思うなら、陰で勝手に盛り上がらないで直接聞きに来ればいい。わたしは、逃げも隠れもしない。

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コメント

ととさんお疲れ様
おばちゃんたちってホント、扱いにくいですよね。
3年前までパートのおばちゃんやってた私が言うんだから間違いありません・・(^-^;

私の働いていた職場は各部門社員さんの部門長一人に8~10名のパートという構成でした。
私の部門ではパート同士は比較的仲良くて、部門長ともまずまず良好だったと思います(たわいない陰口くらい言ってましたけど)
ところが、パートさん同士が仲悪くてもめてばかりいる部門は、なぜか部門長ともうまく行かないことが多かったみたいなんですよ。
よくわからないけど、自分たちのイライラを無意識に部門長の方針や仕事ぶりに向けていたというか・・そんな気がします。

ととさんの所には当てはまらないかも知れないけど、パートさんたち同士何か面白くないことがあって、ガス抜きしちゃったのかも知れませんよ。
ととさんに直談判なんてそんな度胸ないですよ、絶対に。


投稿: りんふう | 2012.06.26 22:50

りんふうさん

確かに、パートさんたちが全員一枚岩というわけではないですね。こうやって、社員誰かを悪者にすることで、表面上団結するのかもしれません。

この件は、わたしの上司を通じて支店長にも伝わったのですが、支店長曰く「パートさんたちにとって、ととさんは、初めて見るタイプ。だから上手く取り込めなくて困っているんだろう」とのことです。あはは。

投稿: とと(>りんふうさん) | 2012.06.26 23:23

まったく、女ってのは、根も葉もないうわさをたてたり、こまりますなぁ。
直談判の勇気もないくせに。
ま、これ、実は、女だけではなくて、男でも会社内でやってる人いるんですよね。実に。。。パートとかはないから、その場合は純粋に足の引っ張り合いとか、昇進がからんでいたりとか。。ああこわ。
小3の娘が、男の子と話していると、他の女の子に、「あの子、あの男の子とラブラブじゃん」といわれ、また別の日にほかの男の子と話していると、「あの子はいろんな男の子とラブラブで、浮気者」といわれたりするんだそう。ひがみだからほおっておけ、といっております。うちの子、男も女も関係なく単なる友達と思っているからなのですが。じつは本命もいるけど、本命にはドキドキして話しかけられないそうな。。。
友達ママに、「女は高学年になると、恋バナがエスカレートして、男子をとりあいして、険悪になることもある」といってたけれど、そんなのに巻き込まれてほしくないな。あ、うちの子だから、大丈夫かも。

投稿: ちゃい | 2012.07.02 23:21

ちゃいさん

小学生もなかなかたいへんですね。そんなことになっちゃうんですかぁ~。びっくりです。

私自身も噂話は嫌いじゃないけど、その内容を全部信じてしまって相手への評価を決めてしまうなんて、あまりにも幼い。一時期リテラシーという言葉が流行したけど、まさに噂リテラシーを養わなきゃいけないですね。

噂はあくまでも噂なのだから、それで相手への印象を決めるまえに、自分自身の感覚と感性で確かめる必要があると思います。

投稿: とと(>ちゃいさん) | 2012.07.03 00:07

ちょっと、語弊があるかもしれないけれど、パートさんの世界として、○が話題にしたこと思い出しました。
給料とかの話で、保険料の仕組みとか、課税の仕組みなどを聞かれたので、自分が理解していることを教えたそうです。教えてもらって助かった、という風だったので、役に立った、と思っていたらしいです。
で、○。「パートのおばさんたちって、自分の得になる情報は直ぐに取り入れるのに、損になりそうなルールは聞かなかったことになるんだよ」と、不思議がっていました。
人間の素(す)かも知れません。

投稿: 街中の案山子 | 2012.07.04 07:15

街中の案山子さん

確かに。
わたしにもそういう傾向ありますよ(笑)。自分に都合よく聞き間違えたり、そもそも聞こえてなかったり(笑)。

その素が、一方で手厚い保護を行政に求め、一方で行政のスリム化を言う・・・のかもしれませんね。

投稿: とと(>街中の案山子さん) | 2012.07.04 22:34

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