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2012.04.15

半身浴読書~176~

41lt2ke26l__sx230_ 『東京ロンダリング』 / 原田ひ香、読了。

部屋で不審死があった場合、そのあとの賃借人を探すのはなかなかたいへんだろうと思う。そんないわくつきの部屋に一定期間住むことで、普通の部屋に変えてしまうのが、主人公・りさ子の仕事だ。部屋のロンダリングだ。

しかし、その仕事にまつわるおどろおどろしい話では、ない。

生きる目標も価値も見出せなかったりさ子が、確かに自分で生きる価値やその方法を見いだすまでのストーリーと捉えたほうがいいんじゃないかと思う。

わたしは、このりさ子に好感を持った。浮気相手に本気で惚れて、夫と離婚して結婚するつもりなっていたり、結局その相手に逃げられて呆然としたり、そのあとも浮気相手からのメールが消せずにいたり。そういうスーパーウーマンではまったくないところが、好きだな。

最後の方に、りさ子が一年ぶりにお洋服を買いに行く場面がある。出かけるまでは億劫でも、買い物でテンションが上がるというのは、真実だ。めちゃ、共感した。

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