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2011.12.16

半身浴読書~164~

51cvbw0rurl__sl500_aa300_ 『森崎書店の日々』 / 八木沢里志、読了。

社内恋愛に敗れた貴子が、会社を辞め半ば引きこもり状態になり、叔父さんの古本屋に居候して少しずつ元気を取り戻す話と、5年前に出て行ったその叔父さんの奥さん・桃子が帰ってくる話。

出てくる男たちが、わたしのリアリティを超えている。

5年も音信不通だった奥さんが戻ってきて、それを黙って受け入れる叔父さんも謎だし、去って行った美しい恋人をいつまでも喫茶店で待つ和田さんも謎。

フタマタにかけて結果的にこっぴどくふった英明が、気軽に貴子にメールしてくるのも謎だし、叔父さんと一緒に文句を言いに行った貴子に対して、自分にはまったく非がないかのように言い放つのも謎。

それでも、貴子が少しずつ元気を取り戻す過程は、なんとなく理解できるし、和田さんとなんとなくいい感じになる様子も理解できるとともに、応援したくなってしまう。その点、喫茶店のマスターはたいへん良い働きをした。

ただね、桃子はちょっと勝手すぎやしませんか?勝手に出て行って、ふらっと帰ってきて、もう一回出ていくなんて。しかも何の説明もなく。夫である叔父さんに甘えたくないと言いながら、実は甘えてるよね~と思ってしまったわたしである。

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