忙しい毎日・・・でもドラマも見てたりして。
必ず毎週・・・というわけではないが、なぜか最近週水曜日に休むことが多く、『ブルドクター』にはまっているわたしだ。
そもそも江角マキコも石原さとみも好きな女優さんで、アイロンかけながらなんとなく見たのがきっかけ。
江角マキコ演じる女医・大達珠実は、外科医の夫と小学生の男の子をもつ母親だ。
法医学者として司法解剖を行い死因を究明することで、石原さとみ演じる警部・釜津田知佳とともに事件を解決に導くのが、ドラマの本流ではあるが、一方で働く母としての悩みや現実を垣間見せてくれるところが気に入っている。
実家の母親に家事の多くを手伝ってもらっていたり、子供の宿題の手伝いが充分にできなかったりするところは、等身大で理解できる。仕事もバリバリして、家事も育児もひとりでやっちゃうスーパーウーマンにしていないところが、胡散臭くなくていい。
何より、大達珠実がときどき自分が働いていることへ罪悪感や疑問を持つところに最も共感している。
わたしもこの4月から仕事の環境が大きく変わり、夜9時までに帰宅できることはない。当初思っていたより仕事は面白く、自分には案外合っている仕事かもしれないと思う反面、充分に家族のケアができない現実に対し、罪悪感が消えない。
そんな中、休みだった今日、久しぶりに夕飯を揃って食べた。わたしが
「こんな時間に食べるのは久しぶりだ~」と言うと、オットが
「そうだね~、いいね~、毎日こうがいいね」と言う。
やはりそうなのだ。非常に協力的なオットではあるが、本音は、本社にいた頃のような生活パターンがいいのだ。
わかりきっていたことではあるが、改めて言葉になると重みが違う。
しかし・・・
辞めるという選択も、わたしには重い。
今までの会社の首尾一貫していない人事を見ていると、いつどんなタイミングで本社への異動があるかわからないと思ってしまう。40を過ぎてから正社員として職を得た幸運を手放すことには、ためらいがある。嫌いな仕事なら辞めることもいいだろうが、職場にも馴染み、プライベートでも遊びに行けるような友達もでき、仕事の面でもそれなりに評価を得ている状況では、なおさらだ。
困った・・・
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コメント
毎日9時過ぎなんて大変ですね~。
夫氏の一言が、グッときます。世の中、そこまで働く仕組みになっているってのは、ツライところですね。
私などは、どうしても補助的な立場の仕事ですが、第一線で頑張って働いてきた同世代の女性を見ると、その疲れ具合にも、(勝手に)敬意を感じます。苦笑
ご自愛ください。
投稿: 街中の案山子 | 2011.08.19 12:41
うーん、私も数年前まで正社員でやってきて、今パートですが、「残業OK、祖父母の手伝いアリ、出張もOK」じゃないと、正社員がなりたたないんだろうな・・・と思い、辞めたクチです。学校の先生なんかも、これに準じていますもんね。
仕事の中身がつまらなく、ずっとパートでいるのは不満でもあり、でも、都合よく、子供の世話や習い事送迎をできる時間帯ってやっぱりパートしかなく(今は在宅の仕事も一部うけおってやってますが)、やっぱり壁だなあと思う私です。本当は正社員復帰もしたいけど、義父いわく、「夫の給料だけでやっていけなくなるまではパートでいなさい」と。まあ、そうなのかも。実際には、私が夫より稼いでいた時期の方が長かったんだけど、夫が主婦っていう選択肢はなさそうだし(主婦業が皆無でできないので)。
子どもを産んじゃった責任もあるからちゃんと育てないといけないわけですしね。
投稿: ちゃい | 2011.08.19 16:24
ととさん頑張って下さい。
家族の理解や協力を得られる幸せがあります。
「そうだね~、いいね~、毎日こうがいいね」は本音でも、辞めてくれとは要求しないのは協力の心があるからでしょう。
そう言う時間を持てる日が時々あるなら、その日を大切にしましょうよ。
母親としても成功していると私には思えますしね。
子どもたちが私を「スーパー・マミ」と尊敬してくれた頃を思い出しました。
投稿: serena | 2011.08.21 03:55
街中の案山子さん
お気づかい、ありがとうございます。
>世の中、そこまで働く仕組みになっているってのは、ツライところですね。
そうですね。
昔は、デパートも7時には終わっていたし、年末年始はどこも開いてないのが当たり前だったけど、今は年中無休や24時間営業が珍しくない世の中ですもんね。それらの人々が働くということは、連動して他の部分も動くわけで、休みたいと誰しも思っているはずなのに、わずかな利益を得るために休むことができない仕組みですね。
家族のケアと仕事を両立させるため、ひとつ思いついたことがあるんです。
うちの会社は、一年単位の変形労働時間制なんですが、その制度があまり有効に運用されていないので、わたしのいる営業支店で試してみようかと思うんです。まずは、支店長を口説くところから始めます(笑)。
投稿: とと(>街中の案山子さん) | 2011.08.23 00:42
ちゃいさん
わたしも子供が小さい頃はずっとパートでした。パートではありましたが、ラッキーなことにいつも面白いと思える仕事だったので、その現状に不満を持ったことはなかったです。
今の場所に転勤したときも、パートの仕事を探していたんですが、ここは田舎のせいか短時間勤務の仕事が見つからなくて、仕方なくフルタイムの紹介予定派遣を選択しました。そしたらひょんなことから正社員になってしまい、そうなるとその身分に執着してしまって、今の悩みになっています。
ちゃいさんとこは、まだお子さんが小さいし、お子さんたちとの時間を大切にする期間なんだと思います。きっといつかチャンスは訪れると思うなぁ。そのときは、義父の言葉など知らんふりで、パッと手を伸ばしてつかみ取ってください。あとは、なるようになりますって(*^_^*)
投稿: とと(>ちゃいさん) | 2011.08.23 00:52
serenaさん
ありがとうございます。
>そう言う時間を持てる日が時々あるなら、その日を大切にしましょうよ。
その通りですね。
そのことをすっかり忘れていました。発想の転換ですね。
オットは、ほんとは辞めて欲しいと思っていると思うけど、わたしが楽しく働いているのを知っているので、言えないのだと思います。わたしのことを思いやってくれる気持ちと、後々恨み節を聞かされてはたまらないと言う気持ちがあるのでしょう(笑)。
>母親としても成功していると私には思えますしね。
そうですかね~?
全く自信ないですけど。
今年の秋からおねえは就職活動だし、来年はakkoは高校3年だし、母親の支えが必要な時期だけに、今の勤務はほんとにツライです。(涙)
投稿: とと(>serenaさん) | 2011.08.23 00:58