« 菅さんさえ辞めれば・・・それで? | トップページ | 半身浴読書~157~ »

2011.08.14

半身浴読書~156~

51qtemnnaxl__sl500_aa300_ 『パイロット・イン・コマンド』 / 内田幹樹、読了。

元パイロットの作者が書いた航空機小説。着陸の1時間前に何らかの原因で起きた爆発により、機体は急降下。機長が意識不明に陥るなか、残った副操縦士と5名のCAが協力して飛行機を無事に着陸させる話だ。

以前に読んだもの(参照エントリー:半身浴読書~95~)もそうだが、飛行機をトラブルに巻き込んだ原因の究明や犯人探しがテーマではない。大きなトラブルに見舞われた飛行機という乗り物を、いかに安全に着陸させるのか・・・がテーマだ。

乗客からみれば、パイロットとCAは同じ会社の社員であり、同じ飛行機を飛ばしている仲間に見えるが、内実はそうでもなく、パイロットのしていることはCAには伝えられず、逆にCAの持っている情報が操縦室に伝わらないという状況に驚きを隠せない。日本航空というひとつの会社に、たくさんの労働組合があるというのは、それを裏付けているのか?

とても面白く読んだが、ときどきCAのプライベートな部分を織り込んでくるのが、ちょっと邪魔に感じた。連作にするつもりで、キャラ設定をしたかったのかな?

|

« 菅さんさえ辞めれば・・・それで? | トップページ | 半身浴読書~157~ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65923/52017059

この記事へのトラックバック一覧です: 半身浴読書~156~:

« 菅さんさえ辞めれば・・・それで? | トップページ | 半身浴読書~157~ »