« 対戦終了のその後 | トップページ | 騙してなんかいませんけど・・・? »

2010.09.25

サムライ日本とか言ってるけど

これは、サムライのすることかね?

 沖縄県・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件は25日未明、●其雄(せんきゆう)船長(41)が処分保留で釈放されて帰国、事件としては事実上の幕引きとなった。(●は「擔」のつくり)
 笑顔とVサインを残し石垣空港から中国政府のチャーター機に乗り込んだ船長の姿に、同諸島周辺の自治体首長らからは「違法操業が増えそうだ」など不満や不安が噴出した。
 同県石垣市の県警八重山署に拘置されていた船長は、釈放直後の同日午前1時50分頃、窓を目張りした銀色のワンボックスカーに乗り、チャーター機が待つ石垣空港へと向かった。
 空港駐機場のチャーター機の前では、中国政府関係者数人が待機、船長が車を降りると、握手したり抱き合ったりした。船長はチャーター機の前でVサインをして記念撮影。笑顔でタラップを上り、振り返って手を振った。同機は同日午前2時13分に離陸した。
 船長の釈放に対し、尖閣諸島を抱える石垣市など国境に近い自治体の首長らはやりきれない様子。中山義隆・石垣市長は「海保が逮捕し検察がしっかり調べていた流れに領土を守る姿勢を感じ、頼もしく思っていたのに、このような結末になり、裏切られた気持ちだ。(釈放は)領海侵犯や違法操業といった犯罪を野放しにすることにつながる」と語り、政府に抗議文を出すことも検討しているとした。
 台湾に近い国境の島、同県与那国町。主力産業の漁業は国境付近の海域が主な漁場だけに、外間守吉町長(60)は「安心して漁を続けられなければ、島の人口は減り続ける。海保はいつも熱心に警戒に当たってくれているのに、今後は中国側が増長し、違法操業が増えるのは間違いない」と嘆き、「政府は島に人が住み続けることこそが国益にかなうことを理解し、今後は厳然とした対応に期待したい」と話した。

(2010年9月25日14時48分 読売新聞)

サッカーや野球の日本代表チームができるたび『サムライJAPAN』とか言って浮かれているが、日本の男どもはこういうときにサムライじゃなくなるよな、まったく。

「船長釈放は屈辱的退却」米紙が酷評

 米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は24日、沖縄・尖閣諸島沖の日本領海内での中国漁船衝突事件で、日本政府が逮捕した中国人船長を釈放したことについて、日本の「屈辱的退却」と伝えた。
 記事は、「2週間前に始まった日本と中国の外交対決は、太平洋の関係を試す試金石での屈辱的退却に見える日本の譲歩で終わった」としたうえで、「この譲歩は、最近のアジアにおける力の均衡の変化を指し示した」と分析した。
 またウォール・ストリート・ジャーナル紙は、「中国は、船長が起訴もされずに釈放されたことを、外交的勝利と位置づけている」とし、「中国がアジアにおける他の領土紛争で、大胆さを増す危険を引き起こした」と日本政府の決定による地域への悪影響に懸念を示した。

2010年9月25日(土)11時11分配信 読売新聞

ウォール・ストリート・ジャーナルの記事に賛成だなぁ。中国をどんどんクレーマー化させているのは、簡単に折れてしまう側にも問題があるだろう。やくざに因縁つけられて簡単に利益供与してしまった商店は、永遠にその縁を切れなくなる・・・ということでしょう?

小沢さんは、なんのために原則を曲げてまで天皇陛下に中国人を会わせたんだか・・・。

今は、中国に捕えられている日本人を一刻も早く取り返すことが最重要。

例えば、日本に不法滞在している中国人を徹底的に取り締まって、とっとと中国に送りつけてやったらどうか。中国人のキャッチ&リリースだ。人間が多くて困ってる中国なので、少しは困ってくれるかも?(笑)

|

« 対戦終了のその後 | トップページ | 騙してなんかいませんけど・・・? »

ニュース」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

平和ボケしている日本人に、一喝の事件でしたね。外交って、理屈が通らないところから始まっているのだ、と思い知らされて、将来的にはよい勉強になったと、そういう考え方をしています。
「日本は貝が剥き身で歩いているようなものだ」という言い方も、思い起こされました。それでも剥き身であり続けるのか、と。では、どういう対策が最善か、専門家だけでなく、一般人も考えを深める機会になるのでしょう。
検察庁の判断で開放したことは、昨今検察庁が、ミソをつけていたので、国に貸しを作って(国の判断で開放すると、あとあと厄介な問題を引きずるので、検察庁の判断、という一線で貫く、という意)、今後の件の処理を穏やかに納めたい、という配慮も暗黙のうちにあったのでは、とも考えられます。
そして、結果的には、日本だけが不利益を受けたのではなく、世界中に情報が発信されており、中国が国際的に「横暴な国」というイメージで、マイナスを蒙っている、とも考えられないでしょうか。
私などは、こんなとき「日米安保条約下であること」が、なんだか、安堵するところがあります。アメリカで菅さんがオバマさんと1時間も会談したというニュースも、中国にとっては気になる情報でしょう。
先日ある討論番組で「日中友好」という言葉について、日本に帰化した中国人評論家の方からこんな言い方を聞きました。中国人は「友好」なんて、考えていない。損得が先にあって、そのために必要なら「友好」という言葉も使うのであって、日本人が仲良くなりましょう的に、「友好」といっているのとは、まったく違います、と。
だから、中国はおかしい、のではなく、そういう国が隣にある、が現実で、それでどういう舵取りをしていくかが日本の外交なのですものね。

投稿: 街中の案山子 | 2010.09.26 10:02

街中の案山子さん

本件、その後いろいろな動きがありますね。

結局、日本は資源や安い労働力などの供給地として中国に依存しすぎている部分があるのかもしれません。
この点については、日本も「のど元過ぎれば熱さ忘れる」ではなく、性根を据えて他の国との貿易を作っていくべきでしょう。そして、他のアジア諸国も、この中国の乱暴なふるまいを目の当たりにしたわけですから、中国に偏った外交や貿易をしないよう、日本を他山の石として戦略を立ててもらえたらいいと思います。
そのことで、結果として中国以外の国でまとまることができれば、多少は中国の傍若無人な振る舞いも抑えが利くかもしれませんね。

投稿: とと(>街中の案山子さん) | 2010.09.28 22:28

外交って一筋縄ではいかないですよね。日本では、政府のやり方の、あこが悪い、ここが手ぬるいと、百家争鳴になりますが、中国は、政府と違う意見は基本的にはご法度の国。そんな自分の国と制度の違う国が相手のこともある、ということを忘れてはいけませんよね。今回のデモはどうかは知りませんが、以前は大学が学生にデモを呼びかけ、支持に従わないと卒業させてもらえない、ということもあったようです。行きたくなくても卒業させてもらうために、「しかたなくのデモ参加」言論の自由がない、ということは、そういうことでもあるわけです。
今回のレアアースの件、軟化してよかったですね。

投稿: 街中の案山子 | 2010.09.29 20:17

街中の案山子さん

フジタの社員さん、もうひとり返してもらえませんね。
日本人は、もっともっと怒らなきゃいけないのに、ニュースでもトップに来るのは別の話題で、なんだか冷たいなぁと思います。

中国って、いつまでもあのままなんですかね?
民主主義って世界の定番のようで、実は定番じゃないんだなと大人になってから知りました。

投稿: とと(>街中の案山子さん) | 2010.10.02 23:21

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: サムライ日本とか言ってるけど:

« 対戦終了のその後 | トップページ | 騙してなんかいませんけど・・・? »