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2009.03.25

どうしたら子供を産みたくなるのか?その2

出産育児一時金が,平成21年10月から1年半に限り4万円増額されるらしい.

All Aboutの<妊娠・出産・育児>のページには,期間限定などという言葉はどこにもないのだけど,こないだ会社に届いた社会保険便りには,はっきり【限定】の二文字が記載されている

保険事務担当者のスーパー事務員(わたしの前の席にいる38歳独身女性)(先日一緒にセミナーを受けた)(参照エントリー:『あなたには言われたくないと思うよ,きっと』)が見せてくれた.

じゃ,その期間が終わったらまた4万円減額されるわけ???

そもそも,出産育児一時金の増額が,子供産むためのモチベーションになるとでも?

そんなバカな!子供は産むより育てるほうが何倍もしんどくて,何倍もお金がかかって,何倍も労力が必要だ.出産育児一時金の増額で,子供を産みやすくなるなんてことは,絶対にない.

そもそも,真面目に子育てを考える夫婦ほど,その将来にわたる出費と順調に子育てできなかった結果の現象を目の当たりにするたび,神経質すぎるほどに一生懸命に考え込んでしまう.そして考えすぎた結果,産むチャンスを逃してしまったり,産まない選択をしてしまったりするのだ.

真面目に子供の将来を考えるカップルにこそ親になって欲しいし,そのためには将来にわたって子育て世帯をサポートしていく体制をとっていくべきなのではないだろうか.

出産育児一時金を目安に、分娩料をそれと同額程度に安く抑えこんできた公立病院なども助かるのではないでしょうか。公立病院は公共の立場であることから分娩料値上げが難しく、医師の報酬も低く抑えられてきました。医師の待遇が良くなれば、公立病院の雪崩のような産科閉鎖にも歯止めがかかるかもしれません。

(All About 妊娠・出産・育児のページから)

お~,そうかぁ!そういう面も確かにあるのかもな.

この件,きっとその3に続く・・・(予感)

ちなみにその1はこちら.『どうしたら子供を産みたくなるのか?』

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コメント

以前から出産一時金の補助額は増え続けているのですが、そのときにも「まるで、入会金無料キャンペーンのスポーツクラブだ。結局、子育ては月会費を永年で払わなければならず、入会金無料といわれても・・・」といわれていたんですね。ただ、後半の産婦人科の補助になるというのは納得なんですが、どこだかの自治体が(忘れた)、出産費用の補助を出したところ、その地域の産婦人科がそろってその額分の出産費を値上げし、結局、住民に還元されたわけではなく、病院に吸収された・・という記事を読んだことがあります。当時は、今のような産婦人科の激務や現状を知らなかったため、「それはないんじゃないの?」と思ったんですが、今思えば、やむをえない値上げなんでしょうね。
でも、それだったら、出産一時金ではなく、産婦人科に直接払ってあげるか、もしくは、産婦人科の診療報酬を見直したらいいんじゃないかとおもいますがね。

投稿: ちゃい | 2009.03.26 23:00

多分、少し、ごめんなさい、といわなければならないかも知れません。
私たち世代、あの頃に大学を出た世代には、自立して生きることに対する、熱望とか願望とか、敬意があったように思います。親世代が子育てと生活に手一杯な姿を見てきて、「女は三界に家なし」の残り香を知っているので、結婚して子育て邁進で何が悪い、にイマイチなのです。勿論私たち世代の一部でしょう。そう思っている風があるのです。
だから、早く結婚して孫の顔がみたい、とせっつかない。少子化には、そんな面も影響しているのではないでしょうか。「子なきは去れ」って、三行半の時代も、その昔はあったようですが、様変わりですね。たかだか80年ほど人生ですが、人類の長い歴史のなかのどの時代の80年を過ごすかで、大きく違いますね。孫の顔は見たいけれど、子供自身の人生を優先して欲しい、よって、おばあちゃんになかなかなれません。

投稿: 街中の案山子 | 2009.03.27 08:46

ちゃいさん

出産一時金,おねえが生まれたときは確か20万円でした.(許せないのは,消費税を取られたことなんだけど)
下の子のときは,確か26万円?だったかなぁ~.
今は,倍ですね~.その分,分娩費用も高額になっているのでしょうけど.

今年も1月に38万円になったばかりなんですが,10月から期間限定でUPするというニュースに驚きました.UPすることより,<期間限定>の4文字にね.その期間に出生率があがるかどうかで,この一時金のUPが少子化防止に効果があるのかどうか確認したいのかな?

この一時金のUPで,少子化の進行を止められるなんて,本気で思ってるんですかね?

産科の診療報酬も手厚くなったようですね.
でもその分は医師への報酬のUPとはならずに,病院の収入になってしまったとか・・・.今は,医療機器も入院設備にもお金をかけなきゃいけないのでしょう.

投稿: とと(>ちゃいさん) | 2009.03.29 20:10

街中の案山子さんが言われること,それって実はものすごい本質なんだと思います.

>自立して生きることに対する、熱望とか願望とか、敬意があったように思います。

この残り香は,わたし世代にもしっかりあって,それが『男女雇用機会均等法』という形になり,女が母でなく妻でなく自立したひとりの人として生きることを公認してきた時代だと思います.

その結果の晩婚化だし,非婚化だったのではないかと思います.

そして今,若い女性達にその反動が出ている.最近は,早婚&専業主婦願望の女性も多いと聞きますから.

>孫の顔は見たいけれど、子供自身の人生を優先して欲しい、

これもよくわかります.
けれど,子供を産んで見えてきた世界も見せてやりたいと思いませんか?

投稿: とと(>街中の案山子さん) | 2009.03.29 20:20

うんうん。勿論です。娘たちは「幸い子供は欲しい」とは言っています。
「両方ともを生きる」ということは、欲張らないとできないかも知れません。その生きることに欲張る子であってほしいな、とは思っています。サラッとこなす人もいるのだろうけれど、結構回り道をしているようです。でも、回り道って、人生の肥やしになるんでしょうね。そう思うことにしています。

投稿: 街中の案山子 | 2009.04.02 09:53

街中の案山子さん

お返事遅くなっちゃってごめんなさい.

>「両方ともを生きる」ということは、欲張らないとできないかも知れません。

そうですね.
わたしも欲張りです.(笑)

ま,欲がないと手には入らないですから.欲は原動力なのかもね.

投稿: とと(>街中の案山子さん) | 2009.04.10 22:39

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