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2008.11.01

年寄りの診察は10時からと決めるべし

ある朝,akko が「目がごろごろする」と言って起きてきた.見ると,目が真っ赤だ.まるで出血したみたいに.

その日は,朝,来年の入社式会場の下見に行く予定だったが,その赤さは尋常でなく,慌てふためいたわたしは,その下見を上司に代わってもらい,akko とともに眼科へ向かった.

「あ~,これは瞼裂斑炎(けんれつはんえん)ですね.炎症を起こしているので,充血してるんですよ.目薬出しておきます.来週,もう一回来てくださいね.」

約2分で診察終了.

その後,学校へ向かった.すでに2時間目の授業中だった.朝,8時前に受付を行ったにもかかわらず・・・だ.

朝8時には,待合室はお年寄りですでに満員で,しかもその中には,次の診察は一ヵ月後と言われたにもかかわらず2週間も早く来て,受付の人に「何か変わったことがありましたか?」と聞かれるおじいさんもいたぞ.二人も!(二人とも,その問いかけに「別に」と答えておった)

そもそもあのお年寄りたちに,朝一番に病院に行かなければいけない理由があるのだろうか?診察の後,学校に行ったり,仕事に行ったりするとでもいうのだろうか?

学童も学生も勤労者も,平日の朝,貴重な時間を使って診察を受けようとする.寝込むような状態でなければ,診察後できれば学校に行きたいし,仕事もしておきたい.欠席すればそれだけ授業は進んでしまうし,有給休暇はバカンスに使いたいからだ.

しかし,それを妨げるものがある.

それは,診察後,急いで行くべき業務がないにもかかわらず,朝っぱらから大挙して押しかけるお年寄りたち.彼らには,時間はたっぷりあるだろう?なのに,朝一番からやってくるのはなぜだ?

診察の早い順番をゲットする戦いは,勤労世帯にはかなり不利だ.

なぜなら,勤労世帯の朝は,超忙しいからである.子供を起こし,朝ごはんとお弁当を用意し,洗濯も済ませ,かつメイクだってしなくてはいけない.そんな中,一日フリー状態のお年寄りと対等に順番争いをしなくてはいけないのだから,「お年寄りより早く行けばいいじゃん」などと言われたくもない.

考えてみれば,今の健康保険料の大部分は,勤労世帯が負担している.その勤労世帯へ有利なサービスを提供するのは,ある意味当然なのではないだろうか.

病院が今のまま,土日祝を休むのであれば,せめて平日の朝の1時間を勤労世帯に優先権を与えて欲しい.

福祉を声高に掲げて,お年寄りの権利を代弁する人は多いが,福祉はお年寄りだけのものじゃない.我慢してるのもお年寄りだけじゃない.

朝の貴重な1時間くらい,譲ってもらえないですかね?

そんなこと言う私は,『年配者を敬わない無礼者』ですか?

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コメント

同じように思ったことあります。当地の日赤病院、眼科でのこと、診療時間30分前に行ったら、お年寄りの常連さんで一杯。診察券は6時から受付に出せる、とか教えてくださいました。こっちは病院に通うのが仕事じゃないので、不慣れは当然。たっぷり待たされて、3分診療でした。
緊急以外は、シルバ-制限とか、勤労者優先、いいかもしれませんね。

投稿: 街中の案山子 | 2008.11.02 11:59

街中の案山子さん

同じように思っていただけます?
よかったわぁ~.

福祉と言うと,なんでもかんでも弱い者の保護と言うけど,そのスポンサーはたくさんの税金を納めている勤労者なわけですから,たまにその納税者が弱ったときくらい,労わってほしいと思うわけです.

それができれば,高額納税者も気分良く納税できようというものです.


ところで,ココログが不調なのか,街中の案山子さんのコメントが,コメント欄に出てこないのです.きっとそのうち直るでしょうから,ちょっとお待ちくださいませね.
もしかしたらこのコメントも表示されないかも・・・

ちゃんとメンテしてくださいよ~ココログさん.お金払ってるんですから~(○`ε´○)

投稿: とと(>街中の案山子Iさん) | 2008.11.02 22:46

こんな話を思い出しました。ご一読を。
資産家のおばあさんが、病院に1000万円を超える寄付をなさったという。
感謝状も頂いて、寄付したことを満足しておられました。
で、彼女、数年後、病気になってその病院に入院したとき、他の人とまったく同じように扱われた、治療に当たったお医者さんは寄付金のことも知らず(当然です)と少々気を悪くしていました。病院は寄付金を受取るときはあんなに感謝していたのに…、と。
身内の青年医師にその話をすると、
彼の意見は、「医者は寄付をした人とそうでない人を分け隔てしないよ。同じに扱うのは当然のルール。寄付をした自分を手厚くと、考えるのはおかしい」と。

投稿: 街中の案山子 | 2008.11.03 15:57

街中の案山子さん

なるほど。
確かにその青年医師のおっしゃるとおりですね。
寄付とはそういうものです。

ですが、保険料は寄付ではないですからね。

税や保険料を収めるのは、国民として当然の義務だし、また税には富の再分配の意味合いがありますので、なにもかも納税者に有利にする必要もないと思うのですが、自分たちが払う社会保険料や税金で、確かに自分も恩恵を受けていると実感できる仕組みは、必要だと思います。

投稿: とと(>街中の案山子さん) | 2008.11.03 16:13

余り勤勉な利用者じゃありませんが、納めた税金分を効率よく使うには、図書館の本を借りることと。私は、そんなこと位しかおもいつかない。

先述の青年医師が、まだ子供だった頃の話をひとつ書きます。
「みんな何で授業を真面目に聞かないのだろう。
中学って義務教育だから、みんなの親の税金でやっているのに。先生の話を聞かないと親の納めた税金の無駄遣いになるのにね」と。
ととさん、
昨今高校も相当親が払った税金投入されているから、真面目に勉強した方が得なんだけれどもね。
ああ。

投稿: 街中の案山子 | 2008.11.04 12:32

街中の案山子さん

>昨今高校も相当親が払った税金投入されているから、真面目に勉強した方が得なんだけれどもね。<

まさにおっしゃるとおり!
私自身,昔母親に勉強のことで何か質問したとき,「それは先生に聞きなさい.月謝払ってるんだから」と言われたことを思い出します.
わたしはそのとき,「それもそうだ」と思い,以後,一度も親に勉強のことで何か聞こうとは思わなかったですね.

けれど・・・
うちの子は二人とも,わたしに聞く聞く
(〃´o`)=3 フゥ

学校の先生にサボらせてどうすんの?って感じです.

で,もうひとつ税金投入といえば,国立大学ですね.
日本では,国立大学を卒業した女性の離職率が,他の国に比べて高いと聞きます.結婚出産後に職場復帰できていないのですね.
あ~,なんともったない.国費を投じて教育した人材が,家庭に埋もれて,納税できないことになているとは.
せめて自分が使った分くらいは,しっかり働いて納税しなくてはいけません.(*^o^*)

しかし,このエントリーの趣旨はこういうことじゃないんですけどね.(^^;)

福祉を語るとき,弱いもの(低所得者や高齢者)中心になるけれど,それを支える勤労世帯も,決して強いものではなく,だけど納税は義務だから,納税したくないと言っているわけでもなく・・・.
元気でしっかり働けているわたしたちのことも,少しは考えてくれ~!ということなんですけどね.

まさに育児に仕事にてんてこ舞いの勤労世帯に足りないのは,時間.だから,金より時間でのメリットがあるような,そんな仕組みがないものか?なとど思っています.

投稿: とと(>街中の案山子Iさん) | 2008.11.07 23:32

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