半身浴読書~105~
『容疑者Xの献身』 / 東野圭吾,読了.
covaemonさんのとこでは,評価はイマイチだし(容疑者Xの献身/東野 圭吾),BUBIさんとこでは,『泣けた~』だし(泣けてしまった・・・「容疑者Xの献身」),いったいどうなのよ,これは読むしかないでしょう!ということで,やっと読みました.
ま,泣けはしなかったけど,予想しなかった展開で,わたしはたいへん面白く読みました.
ひとつ残念だったのは,湯川学が登場するたび,どうしても福山雅治の顔が浮かんでくること.いや,福山さんは好きなんですよ,あの顔はほんとに大好きなんですけど,湯川先生はきっとああじゃないでしょう?と思っちゃうわけで.(^。^;)
福山雅治は,あまりにも当然の存在過ぎて,湯川学を喰っちゃう感じかな.
ここからは,多少ネタばれありですが・・・
確かに,好きな人のためにあんなことができちゃう容疑者Xの愛はすごいなぁ~,と思うのだけれど,実はそれって『愛のためにそんなことができちゃう自分』に酔ってる?ねぇ酔ってる?とも思ってしまうんだよね.
だって,事件そのものをなかったことにすることはできないでしょう?警察的には,ほかの事件とすりかえることができて,表面上は平穏な生活が送れるとしても,自分の心を偽ったり,記憶を消したりはできないんだから.
だからもし,容疑者Xが罪をかぶり,そのおかげで罪を逃れたその女性が,求婚してくれた男性と結婚したとしても,その女性にはやっぱり心からの平安は訪れるわけはなく,逆に,幸せになろうと結婚したその男性に対して,一生隠さなければならない秘密を抱えてしまうことになるのだ.
大人は打算的で自分本位だから,それでも迷ってしまうのだけれど,子供は直感的にわかるんだね.それが,娘のあの行動になったわけだな.
(*¨)(*・・)(¨*)(・・*)ウンウン
それにしても,ここまで献身的に母子をまもる容疑者Xに対して,守られている女性はまったく恋愛感情を持たない.っていうか,持てない.
これはねぇ~,ほんとにわかるよ.女ってね,ダメなもんはダメなんよ.献身的に尽くされようが,押しの一手で押し捲られようが,ぜんぜん取っ掛かりのない人の場合は,ちっとも心がときめきません.
だからね,昔ちょっといい感じだった男性が現れた場合,ああいう気持ちになるのは当然だと思うわけなのだ.容疑者Xには,ほんとに申し訳ないのだけれど.
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コメント
だからね、「女は恐い」なんですよ。
ま、簡単に言ってしまえばあの男を理解できないってことですね。「そんなんおかしいやろう」って思ってしまうのですわ。なんで殺人までする訳って。いくら小説でもね。
いや、ぼくがひねくれているだけ?
多分そうなんでしょう。
投稿: covaemon | 2008.11.05 23:48
covaemonさん
お久しぶりです.(*^o^*)
読みましたよ~,これ.
covaemonさんの言われること,わかりますよ.わたしも,まったく関係ない人を殺せるほど,誰かを好きになるのか?と思いますもん.
そして,ここまで尽くされても,女はその男を好きにはならないですね.女は,義よりも情ですから.
だからとんでもない男から離れられない女もいるわけで.
何かをしてもらったから,あなたを好きになるなんてのは,ないです.
怖い?(^^)
ただ,石上は,女の愛を欲しがってはいなかったのだろうと思いますね.欲しがることすら自分には贅沢なことだと決め付けていたのでしょう.なんて謙虚なのかしら.
死のうと思ったその瞬間に目にしたその母と娘が,石上の感情に起伏を与え,それなしでは生きていけないと思うほど,その存在に依存してしまったのですね.
そう考えると,やっぱ切ないなぁ~
投稿: とと(>covaemonさん) | 2008.11.07 23:55