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2008.10.04

半身浴読書~102~

51jmcyww86l__sl500_aa240_ 『キメラの繭』 / 高野裕美子,読了.

なんの予備知識もなく,ただ単に<キメラ>という語感に惹かれて手にした本.

まあまあだなぁ~ "o(-_-;*)

巨大バイオ企業が作り出した遺伝子組み換え作物が殺人ウィルスを誘発し,それに気づいた研究室のドクター手前の女性が,元記者や同じ研究室の人間と一緒に真相を追いかけ,殺人ウィルスから社会を守るという話.

テーマは大きく,トリインフルエンザやSARSの記憶も新しいので,なかなかタイムリーな話だとは思う.

ただ,たくさんの複線を引いてるわりにはその利用がイマイチで,風呂敷を大きく広げたのはいいけど,充分に描ききれずに畳んじゃった感が残る

もし,同じ内容を宮部みゆきが書いたなら,その2倍のボリュームになっただろうし,もし高村薫なら3倍にはなってたと思うな.

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