« 半身浴読書~87~ | トップページ | 半身浴読者~89~ »

2007.08.15

半身浴読書~88~

02658521 『いつもの朝に』 / 今邑彩、読了。

分厚い本だったけど、一気に読んだ。一気に読める本でした。

女流画家とその息子たちの話。長所しかみつからない出来の良い長男と、長所を見つけるのがかなり難しい次男。その次男が、大好きなぬいぐるみのお腹から謎めいた手紙を見つけることで、出生の秘密を知ってしまう。

その出生の秘密を巡って、兄弟が互いに助け合い、心を通わせていく話。(もちろん紆余曲折の後だけど)

最後に母親が、長男と次男の欠点を一言で表現したのは、印象に残った。

     

<氏より育ち>という言葉があるけど、まぁそれはそうだなぁと思いながら、育ちだけでもないよな…とも思う。

犯罪者の子孫がみな犯罪者になるなんてことはないし、育ちが劣悪なら必ず犯罪者になるというもんでもないのだ。

理解できない犯罪が起こるたび、生育環境についてとやかく言われるけど、似たような環境(もしくはそれ以上に酷い環境)で育っても、立派な人は立派なわけで、しつこく生育環境や親の(特に母親の)かかわりについて言われると、気が滅入ってしまうのはわたしだけだろうか?

|

« 半身浴読書~87~ | トップページ | 半身浴読者~89~ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65923/16125528

この記事へのトラックバック一覧です: 半身浴読書~88~:

« 半身浴読書~87~ | トップページ | 半身浴読者~89~ »