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2006.11.04

必修科目を履修できなかった件で・さらに追加

ついに『必修科目を履修できなくてあわや留年か?』の危機にある高校3年生を救済する方法が決まったようだ.

履修不足問題 政府の救済策まとまる

高校の必修科目の履修不足問題で、政府の救済策が1日、まとまった。履修不足が授業70回分ある場合、補習を50回受ければ単位を認めるという。

 文科省では当初、50分の補習を一律70回受けさせる案を示していたが、公明党側から「生徒の負担が重すぎる。補習の回数は50回とすべき」などの意見が相次いだ。これを受け、文科省では、履修不足が授業70回分以下の生徒については、校長の裁量で補習の回数を約50回にできるとの案を示し、与党側から了承された。約50回とした根拠について、文科省側は、高校を卒業するためには出席日数が授業日数の3分の2以上を求められているためとしている。

 また、履修不足が授業70回分を超える場合は、補習70回とリポートを提出させる方針。

(日テレNEWS24 11月2日

まさか受験のために決められた授業を省略していたなんて知らなかった指導要領通りに授業を受けた子達は,「なんかずるくね?」的気持ちは有るだろうが,実際には,この時期に受験に必要ない科目を(真面目に受けるかどうかは別として)集中的にやらなきゃならない彼らの方がやっぱ苦しいだろうから,そこは「しゃぁ~ねぇな」って笑って許してやろう.(・・・って,どれだけ上から目線な私だ (-_-;)

でも,それでOKならば,元々指導要領って何?ってことになるんじゃないか.そもそも学習指導要領って,高卒のなら最低限このくらいの知識は持っていてよね・・・というのが指導要領かと思っていたけど,どうやら違うんだろうね.この救済を見てると.単に授業時間数の問題か.

それに,『必修科目を履修できなかった件で』にも書いたけど,授業を受けた子達が全員知識を習得できているとは限らないわけだし,この学習指導要領ってヤツの本来の意味がわかりにくいな.

例えば履歴書に『最終学歴・高校卒業』とあっても驚くような知識レベルの人はいっぱいいて,なかには引き算や割り算ができない子もいたりするわけだから(ほんとだって!私の知り合いに実際にいたのだ),その子は本当に高卒と言っていいのかしら?なんて思ったりもする.

小学校や中学校,高校を卒業するときに最低限これだけは知っておいてくれという内容の卒業試験をやって,できんやつは留年させちゃえばいいんじゃないかと思うのだけれど,年齢で輪切りにして理解度の差には目をつむり同じ速さで次へ進まなきゃいけないと思っているうちは,拒否反応も大きいだろう.

それなら今度は,最低限知っておかなきゃいけない知識って何?ってことになるけど,この最低限っていうのが人によってさまざまだから,話はおそろしく噛み合わないに違いない.

参照エントリー
『必修科目を履修できなかった件で』
『必修科目を履修できなかった件で・追加』

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コメント

随分以前に「15の春を泣かせない」運動のようなキャッチフレーズを聞いたことがあります。
中学卒業時に、全員、泣くことなく高校進学できるように、との母親運動みたいでした。「ここまで身につけて欲しい」と、チェックする受験がある一方で、「泣かせるのは酷だ」と温情のエール。
習得している力を見るのが試験なのに、何なのだろうな、と思ったものです。
勉強がわからなくても、高校へ行けば、それだけで目的達成!って言う路線があることも、これも現実なのでしょうね。
さて、大学は?

投稿: 街中の案山子 | 2006.11.05 07:43

>街中の案山子さん

「15の春を泣かせない」運動ですかぁ~.
でも中学で当然学ぶべきことを学べていないまま押し出されるほうが泣けると思うけどなぁ.

大学も同じようなものなんでしょうね.
質の低い大学生を大量生産する大学は,そのうち淘汰されるんじゃないかと思いますが,そのためにはこちらもお金の無駄になるような学校には活かせない選択もしなきゃいけないですね.

こんなこと書いてると,うちはおねえがいますので,なんか冷や汗が出てきますよ.やっぱどこでもいいから入ってくれって気持ち,捨てきれないですから.(-_-;)

投稿: とと | 2006.11.05 22:42

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