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2006.08.16

半身浴読書~58~

025763910000 『愛蔵版 佐賀のがばいばあちゃん』 / 島田洋七,読了.

・・・・それで?・・・って感じです.

これは職業作家が書く物語でもノンフィクションでもないので,こんな風にエピソードの羅列になるのでしょう.

5月にB&Bの漫才を見た.そのときにこのおばあちゃんをネタにしたトークがあったけど,そちらのほうがよほど面白かった.

やっぱ島田洋七さんは,作家じゃなくて漫才師だからね.喋る方がいいみたいです.

でも,この本に出てくるたくさんのエピソードからは,戦後の貧しかった日本の生活や,そんな中でも真面目に背筋を伸ばして生きているおばあちゃんの様子や,健全な大人と子どもの関係が伝わってきた.

 僕のお母さんは,広島で働いています.
 だから僕は,ばあちゃんと暮らしています.
 お母さんと会えるのは,一年に一回,夏休みです.
 冬休みも春休みも会いたいけど,ばあちゃんに言ったら,夏休みしか汽車が動かないと言っていました.
 友達の家に行ったときなど,お母さんがいるのでいいなあと思います.
 この前,お母さんに会いたくて,一人で汽車の線路を見に行きました.
 この線路は,お母さんのいる広島に続いているんだなあと思いました.
 僕は,お母さんのことを思っています.
 お母さんも,僕のことを思っています.
 僕の思いとお母さんの思いは,佐賀と広島の間でぶつかっていると思います.
 早く来ないかなあ.お母さんに会える日.
 僕にとって,夏休み全部が母の日です.

(『愛蔵版 佐賀のがばいばあちゃん』より)

これは,母の日に書いたアキヒロの作文.私はかなり好きです.

この後アキヒロは,父の日の作文も書かされるんだけど,これもいい.でもこっちは,抜粋しないでおきます.気になる方は,読んでみて.薄くて易しい内容なので,図書館でささっと読めちゃいますから.

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