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2006.05.23

スクールバスの件

米山豪憲くんの事件のあと,『お願いです』というエントリーを書いた.あのときは,ただ悲しくて,思いつくままにスクールバスの導入を考えてもいいんじゃないかとつぶやいた感じだった

冷静に考えれば,スクールバスの導入は非常にコストのかかることで,単純にはいかない.導入には知恵が必要となる.いただいたTB(『スクールバス導入ってどこまで進んでるの?』 / おとうさんのつれづれ子育てBLOG)には,その知恵がいくつか紹介されていて興味深かった.

このエントリーを見ると,『やろうと思えばできるんじゃん』って感じだ.

知恵がないならお金がいるし,お金がないなら知恵がいる.でもその前に,『やってやろう』という意志が必要だ

失った命を単純に数として比較すれば,登下校の途中で事件に遭って命を落とす数より,交通事故や自殺で亡くなる数の方が絶対に多い.でも幼い子どもが被害者になる事件が,ひとりひとりの感情に与える影響は計り知れない.このような事件は,例え遠く離れた場所で起こってもすごく身近に感じるし,言いようのない不安を感じてしまうのだ

すると,自分も含め子どもを一人で外に出すことが非常に怖くなる.習い事に行くのも,一人では行かせられないという心理になる.学校から帰って自転車に乗って行けるはずの習い事へも,私の帰宅を待って車で送迎する始末だ.

また,子どものいない夫婦や未婚者も,子ども達を取り巻く環境への漠然とした不安を感じてしまうだろう.そういうマインドでは,少子化はなかなか改善されない.

その意味でもスクールバスは,『やってやろう.子どもの環境を少しでも良くするように,考えよう.』という意思表示になる.物理的手段で改善が見込まれるならとにかくやってみるんだという地域や社会の姿勢を見せることは,長い目で見れば少子化改善マインドを盛り上げてくれるんじゃないかと思っている.

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コメント

はじめまして。TBありがとうございます。
私のエントリは元をたどれば、ととさんの言葉が刺さってのこと。今回のととさんのエントリの中でも、「やってやろうっていう意志」に共感しています。これからもよろしくお願いいたします。

投稿: おとう | 2006.05.25 00:04

>おとう-さん(続けて書くとおとうさんになっちゃうので、ハイフンを入れてみました)

TBいただいてありがとうございます。たくさん調べてあって参考になりました。
このような事件は、本当に心を冷やしてしまいます。悲しくて不安で書いたエントリーを受け止めていただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: とと | 2006.05.25 20:46

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